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日々の活動報告

てんびんを立ち上げるきっかけになったのは、2人のパーキンソン病当事者の方でした。

一人はU60チャレンジドサポーターの会代表理事の時子山さん、もう一人はRomiさん。

お二人は、パーキンソン病について何も分からない私達に、基礎からしっかりと教えてくれました。その中で、一番心を打ったのは「パーキンソン病当事者は当事者から、スゴいパワーをもらう」という事です。日本には様々な当事者団体があります。素晴らしい理念と代表がいる団体がたくさんあります。しかし病気の進行とともに、団体の活動が休止に追い込まれ、思うように活動出来ないNPO法人も多いのが事実です。

「そんな当事者団体の課題を解決出来ないだろうか?」という問いかけから始まったのが

「いろどり」プロジェクトです。

一体どんなことをするの?

一言でいうと「自分自身に向き合いながら、新しい自分を見つける」時間です。

病気になると、本来の自分を失ってしまい、夢や希望を忘れてしまいます。家から病院へ向かう日々が淡々と流れる日常。でも何の為に病院に行くの?いつのまにか、そんな疑問も忘れていた自分がいませんか?
そこで、です。
「じぶんてどんな人間だろう?」
もう一度自分というものに向き合って考えてみると、
ふと思い出す事や思いがけない自分に会えるかもしれません。

14日は今回のプログラムのヒントを頂いた同志社女子大学社会システム学科日下菜穂子教授にご来場頂き、プログラム趣旨やアドバイスをいただきながら進めて行きます。またチーム編成もとても面白くなっています。当事者の方だけでなく、介護者の方、今はパーキンソン病に関わりのない人も入った、ごちゃ混ぜチームを4つ作ります。その中には、病や障害の垣根はなく、お互いを見つめ合う時間しかありません。
私達てんびんが理想とする社会がそこに誕生するはずです。
「私もぜひ入りたい!」そんなお声も大歓迎です。

是非お越し下さい。

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